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この章では、具体的なフローを構築しながら実習を進めていくことで、さまざまなコンポーネントの使い方を実践的に学んでいきましょう。
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以降の実習で利用するデータベースやメールサーバとの接続設定(コネクション設定)をこの節でまとめて行います。
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実習では、メールの送受信を例として取り上げます。 そのときメールサーバが必要になります。 普段使っているメールボックスを利用してもいいのですが、この本の実習のために大事なメールを誤って消してしまったりする事故を避けるために、自分のPCにメールサーバをインストールしましょう。
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ここでは、フリーソフトウェアのメールサーバ、BlackJumboDogを利用します。エクスプローラから、添付CDの「\BlackJumboDog\setup.exe」を実行して、インストーラを立ち上げます。
インストール先を選択します。ここでは、そのままの設定で次に進みます。
プログラムフォルダの入力画面が開きます。ここも、そのままの設定で次に進みます。
インストールが完了しました。
さっそく、BlackJumboDogを立ち上げてみましょう。スタートメニューから[プログラム]→[Black JumboDog]→[Black JumboDog]を実行します。
立ち上がったら、メニューの[設定]→[メールサーバ]を選択して、メールサーバの設定画面を表示します。
ここで「メールサーバを使用する」にチェックを入れると、さまざまな設定を行うタブが表示されます。 まず「基本設定」タブの「ドメイン名」の項目に、適当なドメイン名を入れます。ここで設定したドメイン名は、メールアドレスの「@」以降のドメイン名に使われます。たとえば、「user@example.net」というメールアドレスの「example.net」の部分を設定するわけです。ここでは、「example.net」と設定しておくことにします。
次に「利用者」タブを選択します。
ここでユーザを作成します。ここでは、以下のような設定でユーザを作成します。
各項目を入力して「追加」ボタンを押すと、ユーザが登録されます。
これでメールサーバの設定は完了しました。 「OK」ボタンを押して、ダイアログを閉じましょう。
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設定が終わったら、さっそくメーラで接続してみましょう。ここでは例として、Outlook Expressを使います。 まず、Outlook Expressを立ち上げ、メニューの[ツール]→[アカウント]を選択します。
アカウントのリスト画面が表示されますので、[追加]→[メール]を選択して、メールアカウントの追加ウィザードを開始します。
ここでは、以下の設定を順に行っていきます。
アカウントの表示名を入力します。
メールアドレスを入力します。
受信メールサーバと送信メールサーバを入力します。
メールサーバにログインするときに必要な、アカウント名とパスワードを入力します。これでメールアカウントの設定は完了です。
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さて、メーラの設定が終了したので、実際にサーバに接続してみましょう。Outlook Expressのメインウィンドウのツールバーの「送受信」ボタンを押してみましょう。
Outlook Expressは、サーバに接続し、新着メッセージのチェックを始めます。
先ほど設定を終えたばかりでメールボックスにはまだメールがたまっていないので、新着メッセージを見つけることができずに、元の画面に戻ってきます。 ここでエラーが表示される場合には、エラー内容をよく読み、BlackJumboDogが立ち上がっているか、メールサーバが有効になっているか、Outlook Expressのアカウント設定が間違っていないか、確認してください。 さて、ここで自分に対してメールを送信してみましょう。ツールバーの「メールの作成」を押し、メッセージの新規作成ウィンドウを開きます。
まず、「宛先」に「user@example.net」と自分自身のメールアドレスを入力します。「件名」と「本文」は、何でも構いませんので、お好きなように入力してください。入力が終わったら、「送信」ボタンを押して、メールを送ってみましょう。
今送ったメールは自分宛に送ったので、メールサーバにある自分のメールボックスに届いています。 「送受信」ボタンを押して、サーバに接続し、メールボックスを確認してみましょう。
受信トレイに、先ほど送ったメッセージが届いていることがわかります。これで、メールサーバがきちんと動作していることが確認できました。
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ASTERIAサーバの設定をするためには、ASTERIA管理コンソール(ASMC)を利用します。ASMCでは、アカウントの作成、ログの確認、各プロセスの起動・停止など、運用やメンテナンスに関わる作業を、ウェブブラウザ上から行うことができます。 ではさっそく、ASMCを使ってみましょう。 ASMCにアクセスするためには、スタートメニューから[プログラム]→[ASTERIA Server 3]→[ASTERIA Server Management Console]を選択します。
そうすると、ウェブブラウザが立ち上がり、ログイン画面が表示されます。
画面が表示されない場合には、ASTERIAサーバが立ち上がっているかどうか、確認してください。右上にユーザ名とパスワードを入力する欄がありますので、ここにユーザ名「asu」と、インストール時に設定したパスワードを入力して、ログインボタンを押してください。
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asuは、ASTERIAサーバの管理者アカウントで、「ASTERIA Super User」を略したものです。 Unixの root、Windowsの Administratorと同じ役割を果たします。 |
ログインが成功したら、システムログ画面が表示されます。
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実習では、データベースにMDBファイルを使います。ASTERIAからMDBファイルにアクセスするためには、RDB(リレーショナルデータベース)コネクションの設定を行う必要があります。ASMCのメニューの一番上に表示されている[設定]をクリックして、RDBコネクションの設定画面に移動しましょう。
ここで「新規」ボタンを押して、RDBコネクションの登録画面に移動します。
フォームに、以下のように設定内容を入力します。
入力が終わったら、「システムに新規作成」ボタンを押して、RDBコネクションを登録しましょう。登録が成功すれば、「asbook」という接続名のコネクションがリストに追加されます。
リストの右側に並んでいる「Test」アイコンをクリックすれば、RDBコネクションの接続テストが実行されます。クリックしてみましょう。
このように、JDBCドライバ名、JDBCドライババージョンが表示されていれば、接続は成功です。これで、ASTERIAからMDBファイルに接続できるようになりました。
ASTERIAでは、データベースやFTPサーバなどの接続先を「コネクション」として一元管理しています。コネクションとして管理する接続先には、以下のようなものがあります。
このようにコネクションを一元管理する理由は、次の通りです。
もし、コネクション機能がなく、データベースへの接続情報(サーバ名、ポート番号、ドライバクラス名、JDBCの接続URIなど)を、それぞれのRDBコンポーネントに個別に設定していたら、かなりの手間がかかるでしょう。しかし、コネクションとして一元管理されていることで、Connectionプロパティを選択するだけで、つなぎたいデータベースに接続することができます。
さらに、接続先をまとめて変更したいときも簡単です。複数のフローでRDBコンポーネントを使っている場合に、もしデータベースサーバのホスト名が変わって、接続先を変更しなければならなくなっても、ASMC(ASTERIA管理コンソール)でコネクションの設定変更をするだけで、接続先をまとめて変えることができるのです。
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実習では、メールを送受信するためにメールサーバを使用します。ASTERIAからメールを送受信するためには、SMTPコネクションとPOP3コネクションの設定を行う必要があります。 まず、SMTPコネクションを登録しましょう。ASMCのメニューの[設定]→[コネクション]→[インターネット]をクリックして、左側のメニューから[SMTP]を選択します。
ここで「新規」ボタンを押して、SMTPコネクションの登録画面に移動します。
フォームに、以下のように設定内容を入力します。
入力が終わったら、「システムに新規作成」ボタンを押して、SMTPコネクションを登録しましょう。登録が成功すれば、「asbook_smtp」という接続名のコネクションがリストに追加されます。
リストの右側に並んでいる「Test」アイコンをクリックすれば、SMTPコネクションの接続テストが実行されます。クリックしてみましょう。
このように接続結果確認が表示されていれば、接続は成功です。これで、ASTERIAからSMTPサーバに接続できるようになりました。
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次に、POP3コネクションを登録しましょう。続けて、左側のメニューから[POP3]を選択します。
ここで「新規」ボタンを押して、POP3コネクションの登録画面に移動します。
フォームに、以下のように設定内容を入力します。
入力が終わったら、「システムに新規作成」ボタンを押して、POP3コネクションを登録しましょう。登録が成功すれば、「asbook_pop3」という接続名のコネクションがリストに追加されます。
リストの右側に並んでいる「Test」アイコンをクリックすれば、POP3コネクションの接続テストが実行されます。クリックしてみましょう。
このように接続結果確認が表示されていれば、接続は成功です。これで、ASTERIAからPOP3サーバに接続できるようになりました。 |